体験談

■ただただ『ありがとう』」

舞子さん・功さん (4月2日第3子誕生)

★出会い
大学病院で生まれた海人(4歳3ヶ月)、自宅出産だった慧太(2歳2ヶ月)。3人目は?悩みつつ見学に来たあゆみ助産院。左古さんが、心に灯をともすような眼差しで語ってくれた「産後の体調次第で更年期まで決まる」「産後体調が良ければ育児だって楽しいわよ!」。この言葉を聞いて「ここで産みたい!」と強く思いました。

★妊娠中の恐怖の貧血検査
中期まで順調だったヘモグロビン値。それが9ヶ月に入ったとたん<10.3>に!このままでは病院行き?でも、鉄剤を飲むと即、吐く。そして、胃が痛くて普通の食事もままならず。身体の不調と、心の焦りでイライラ。お兄ちゃんたちゴメンね。 それでも2週間後に<10.4>。臨月頃に<10.5>と、下がりはしなかった。「う〜ん、どうしましょうかねぇ」と言う左古さんに「あと1週間頑張らせてください」と、お願いをする。この頃から、お産に向けて抱えていた漠然とした不安がなくなり、自分でも前向きになっていると感じる。すると、そのせいか分からないけど、不思議と鉄剤が飲めるようになっていた。その結果は<10.6>と、たいして改善はされていなかったけれど、受け入れ決定。ぎりぎりセーフ。

★出産
ヘモグロビン値は、最終<11.6>まで上がり、心置きなくお産に。でも、お父さんは仕事柄、出勤日は絶対に休むことは許されません。だから、立ち合ってもらうには、夜間か休日しかありません。お兄ちゃん2人とも、上手く夜間、休日に生まれてくれたので、3人目だって大丈夫♪なんて、タカをくくっていた母は甘かったデス。

朝、お父さんのお弁当を作ろうと起きたら、少しお腹が痛い。6時頃、うんちかなぁ?とのん気な私。でも、確実に間隔が短くなってくる。げげっ、お父さんなしでお産?お産の間の子どもたちのお茶に食べ物に絵本。あっ!着替えも入れて…「きゃぁ〜お弁当の鯖が焦げるぅ〜」と、1人でバタバタしている間に7時半。8時にはお父さんが出勤です。 あゆみに電話をすると「1時間くらいは様子を見てください」とのこと。え〜そんなに待てるかなぁ〜と電話を切ると、フライングでお父さんが「タクシー呼んでるでぇ〜!」。え〜ぃ、もう行ってしまえ!! あゆみ到着9時前。どんどん陣痛が強くなる。子どもたちに、なるべく心配させまいと、絵本を読みつつ「ふぅ〜」と、息を吐きながら痛みをのがす。左古さんのカイロを持っているかのような熱い手のマッサージがなかったら、絵本なんて読めませんでした。ちなみに読んだのは「11ぴきのねこ」と「ブタのたね」。きっと一生忘れません。

「そろそろ、こっちに来たら?」と、左古さんに誘われお布団へ。横になった途端、次々と身体の奥から波が湧き上がってくる。力強いうずまき。上から下へ。陣痛の波に気持ちが合ってくる。もう、お兄ちゃんたちに本を読む余裕はない。と言うより読みたくない。集中したい。陣痛は一度も停滞することなく、どんどん強くなる。しゃがみこんで、自分で赤ちゃんを取り上げたいけれど、起き上がる暇もない。波が来るたびに力強く腰をさする左古さんの手。ぎゅっと握っていてくれる海人の手。頭に寄り添う慧太の身体を感じながら、ただただ「ありがとう」の気持ち……。 髪の毛が見えたよ!頭が出たよ!にゅるる〜ん。もう、言葉もありません。

★産後
言わずと知れた(?)おいしい食事。足マッサージや足湯、テルミー、ホメオパシー。様々な健康と育児のお話。もう至れりつくせりのあゆみライフです。
入院中に得た、いろいろな知識を、これから、自分と家族のために消化したいです。そして、いずれは主人ともども仕事に活かしたい……なんて夢までできた、素晴らしい5日間でした。 怜奈とともに、自分も新しく生まれた気持ちで退院します。あゆみのみなさま、本当にありがとうございました。

あゆみ助産院

〒612-0082
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